大阪・関西万博 2025へ行ってきました。

前評判がいろいろあった大阪万博ですが、万博というものに一度も行ったことがないのと、大屋根リングを間近で見てみたいとの思いだけで、日帰りですが行って来ました。行ったのは6/17で30℃超えた日でした。

日本であった万博。。。大阪万博(55年前1970年)、沖縄海洋博(1975年)、つくば博(1985年)、大阪花博(1990年)、愛知万博(2005年)と5回もあったのですね。年齢やタイミングもあって行ったことがありません。なので今回が初参加。私は関東圏在住なのでかなりの遠出です。諸事情により日帰りで行ってきました。

実は6/10で予約していたのですが、関東はあいにく梅雨入りで雨でした。ちなみに近畿地方は前日6/9に梅雨入り。時期的に雨は仕方ないと雨対策もバッチリしていたのですが、せっかく行くのに雨だと動きづらいのもあるし、豪雨で電車が動かないとかなると困るな?と思って延期していました。

この万博はなんでも予約!予約!予約!とネット経由の予約必須なので、変更も全てネットで済みます。昔はこれを電話や、わざわざ出向いて変更の手続きをやっていた訳ですが、自宅で普段着のままポチポチと変更ができるのはいいですね。

さて、行くにあたってやったこととか、メモ的なものをつらつらと綴っていきます。参考になるか?わかりませんが、よろしければどうぞ。

事前準備

まず最初に万博IDを取得(作成)しました。これがあれば、あとはチケット購入も変更も至って簡単でした。

とは言っても、万博関連のアプリが必要でスマホのアプリが増えました。
私は以下を入れました。

  • EXPO 2025 Visitors:2025年大阪・関西万博の公式アプリ
  • EXPO2025 Personal Agent:万博を最高に楽しむための情報案内アプリ
  • KANSAI MaaS:関西に主要路線を持つ鉄道7社が作ったMaaSアプリ(西ゲートから入場の際必要)
  • EXアプリ:新幹線予約アプリ(ブラウザでもアクセス可)

万博アプリは使い勝手が悪いとか言われていますが、クリックすれば別なアプリが開くのでそんな仕様ってことであまり気になりませんでした。そちら側の事情もなんとなく察せる仕事柄だったり年齢だったりで、諦めというか納得しています。

しかし、なんでも予約!予約!なので特定な時間になると入れない現象(待機)が続きます。これ、直近も先着順とかでなくて抽選にしてくれればいいのになぁと。おそらく先着のが楽なんでしょうけど…ね、事情はなんとなく、はい。ま、サーバ落ちはしないもののアクセス過多で表示できないとか、待ち状態が続くとかストレス多めの使用感です。

しかも当日予約も時間がくると一斉にアクセスしますから、会場で食事しながら皆スマホを見ていて、取れた!取れない!画面が真っ白!と口々に言っておられて、取れたら歓声が上がるとか、ちょっと面白い光景が見られました。もれなく自分も見るともなく見てアクセスに負荷をかけた訳ですが。。。

持ち物

モバイルバッテリー

会場内のWi-Fiは場所によって繋がりにくいです。公衆の電波に繋がっている時がしばしありました。

持ち物ですが、モバイルバッテリーは必須です。自分のスマホは丸3年使用していて普段使いなら問題ないですが、使用時間が長かったり、電波が悪っかったりするとWi-Fiに繋がらず公衆の電波拾いますので電池の減りが早くなります。

あと会場はキャッシュレスなので電源が切れるとどうにもなりませんから、モバイルバッテリー必須です。会場内にもバッテリーが売っていましたけど、バッテリーが切れてからでは遅いですからね…備えは大事です。

私は、元々持っている容量の少ないモバイルバッテリーと新たに購入した大容量バッテリー2つを持って行きました。容量の少ないのは使い切ってしまい、大容量バッテリーも使ったので、容量が少ない人は容量大きめのバッテリーをおすすめします。

私が持って行ったのは以下のバッテリーです(Amazonへリンクします)。

https://amzn.to/4l3yfnJ

お財布・小銭入れ

そしてお財布。家を出てから帰るまで一度も出しませんでした。交通も事前決済で済ませていますし、会場はスマホ決済で済んでしまうのでお財布の出番はまったくありませんでした。なので大きなお財布は邪魔になるので小銭入れ程度で十分かと。

暑さ対策グッズ

あとはとても暑かったので暑さ対策必須です。写真を撮りたかったので日傘をささず、帽子とクールネックリングと腕は冷感用のアームカバーで過ごしました。当日は30℃越えてかなり暑かったですが、これでしのげました。
帽子は首の後ろが長く垂れさがるサンシェード付きでしたが顔の前も覆えるようなもののが良いですね。鼻から下はマスクをしなかったので日焼けしました。。。ヒジャブ?ベール?みたいなものあっても良かったなぁと思いました。
写真撮らなれば日傘もよいですが、割と混雑してるので移動する際、ぶつかるので気を付ける必要があります。

リュックサック

写真を撮るため手が空いてる方がいいのでリュックで行きましたが、背中とても暑かったので斜め掛けのバッグの方が涼しかったかも?と思いました。
あとは混雑しているので、リュックも結構人にぶつかります。リュックごと持って行かれて動きづらいこともありましたので、斜め掛けバッグのが融通きくかもです。

水筒・ペットボトル

話題の給水ポイントは至るとこにありましたが、ここも並ばないと給水できません。その反面、自販機は空いていました。価格も通常価格でしたので、そちらを買って飲み歩きました。ちょっと給水してみたかったですが、並ぶのがねぇ。もういっそ、学校にあるような横長の手洗い場みたいな感じで並んで給水できた方がいいんじゃない?と…素人は思います。
ちなみに、入場時開栓しているペットボトルは特別な機械に置いて中身を確認してもらいます。開けてなければそのままカバンから出してX線に通せます。検査にかかる時間は開栓していても未開栓でも大差ありません。

印刷した地図・スタンプ帳

会場内広いですが、普段撮り歩く分にはこんなもんかな?と。暑いので堪えますけども。
地図の印刷は必須ということで印刷して持っていきましたが、事前に見すぎたのか?会場で開くことはなかったです。スマホの位置情報だけ確認すれば歩くには十分でした。パビリオンに入ることがないので私には特段必要なかったです。
スタンプ集めは嫌いでないのですが、今回はパビリオンに入りませんので、スタンプ帳は購入しませんでした。その代わりに白無地のノートを持っていきましたが、出番は全くありませんでした。スタンプ集めが趣味ならお土産屋さんに大量に並んでいましたので、購入してから会場まわるのをおすすめします。

会場の様子

並ばないのではなくて並べない?

当日は始発で行って9時台の入場をしました。そして文字通り並ばない万博を実践してきました。

というのも直前で来園日を変更したため予約はまったく取れなかったので(予定通りでも予約は取れませんでした)、パビリオンに入る気はほぼなくて、当日並んでいなかったら入ってみようかしら?というくらいの軽い気持ちで出掛けました。

どうしても大屋根リングが見たい!そこを歩きたい!そして撮りたい!というのが目的で、あとはパビリオンの外観も撮りたい!というだけなので、中の展示を見るのは運にまかせました。結果、どこもかしこも並んでいて入りませんでした。並んでいないから入れるのかと近寄ると、お昼の段階で本日は予約のみと掲示があるのが殆どでした。映像系だとどうしてもキャパに限界があるのだろうなぁと思います。

唯一並んだのはお土産屋さんです。ただし入ってもゆっくり見れる訳もなく、流れに翻弄されて欲しいものはほぼ買えず(探せず)、目の前にあるものをとりあえず手に取ってカゴに入れてお会計へGO!って感じの忙しないお買い物でした。当日に限ってオンラインショップのアクセスコードを教えてもらえるので(ショップカード配布や店に掲示されています)それをメモって帰って、あとから購入もできます。が、人気なものはオンラインでもリアルショップでも売り切れが目立ちました。

撮り歩き

会場内広くて結構歩くと言われますが、この日は20,000歩少し超えたくらいでした。普段写真を撮り歩く人なら、これくらいはまあ普通かなと思います。

事前にいろいろ動画を見たり、情報を調べすぎて初めてのハズなのに既視感すごくて…あとは勝手に自分が大きさを想定していたため縮尺が合わず小さく思えたり、大きくてビックリしたりと何かと大きさのバグ感がありました。

そしてまだ暑さに体が馴染んでいない時期で、暑さで思考が回らず撮ったつもりが撮れてないこともあって悔やまれるところが何か所かありました。ちなみに夕方17時まで居る予定でしたが、会場内1周した時点で14時。あと3時間あればもう1周できますが、あまりの暑さに14時で音を上げて早めに切り上げて帰途につきました。

撮る場合は、真夏の撮影仕様で暑さ対策を万全にして臨んでください。くれぐれも体調にはお気をつけて、水分補給と休憩をこまめにしながら万博を楽しんでください。

スケジュール

撮り歩くだけなので全く役に立つと思えませんが、当日のだいたいのスケジュールです。
滞在時間5時間ほどでした。

8:20頃 新大阪着
8:30 エキスポライナー乗車
8:50頃 桜島着
9:10過ぎ 予約したシャトルバス乗車
9:25過ぎ 西ゲート到着
9:40頃 入場
 |西ゲートおみやげ屋
 |西ゲートから大屋根リングを撮り歩く
 |お昼休み(フードトラックにて購入)
 |パビリオンを撮り歩く
 |東ゲートおみやげ屋
 |休憩(フードトラックにて購入)
 |パビリオン撮り歩く
14:10頃 暑くて疲れて帰る決断をする 
14:15 西ゲート退場
14:30 シャトルバス乗車(新大阪まで)
15:00頃 新大阪着

西ゲートのが空いているとの事前情報で西ゲートからの入場でしたが、入場は思ったよりも時間がかかった印象です。
帰りは歩き疲れるだろうからと、新大阪までのシャトルバスを予約してそれに乗りました。こちらは急遽時間変更しましたが、空きがあったので乗れた次第です。帰りは電車乗り換えとか考えるとこのシャトルバス便利だなと思います。

まとめ

パビリオンに一切入らないという贅沢?な万博を堪能したわけですが、それでも十分楽しめました。もし行くのを迷われてる方いらっしゃいましたら、会場に行くだけでも十分楽しめます。今後おそらく空くことはないので、暑さ対策と混雑に対する耐性を持って行けば楽しめるかと。1度は行ってみてくださいませ。

ちなみに自分、もう一度行きたいか?と問われると、これからもっと暑くなりますので、それが堪えるなぁというのが正直なところで微妙。ただ撮り損ねたところや、夜景などまだまだ撮ってみたい気はあります。パビリオンにも1つくらい入っても…と思いますが、2回目になれば余裕もできて並ぶ気にもなるのでしょうか?

10/13までやっていますので、もう少し考えようと思います。

そんな日帰り大阪万博初体験でした。

動画は2種類作りました。横バージョンとショートバージョンです。でも横バージョンのがショートより短いという(笑)ショートはほぼ撮った順で入る前から帰る直前まで時系列で並んでいます。

写真は撮る目的で行った割に記録的です。人が写るのでスライドショーよりはアニメーションぽく仕上げました。

撮影日:2025年6月
撮影機材:コンパクトカメラ(RICOH GRIIIx) / スマホカメラ

動画の音楽は踊る、宇宙の中で(Dancing,at Unive… (written by 蒲鉾さちこ)でお借りしました。

撮影日:2025年6月
撮影機材:コンパクトカメラ(RICOH GRIIIx) / スマホカメラ

動画の音楽はyoutube オーディオライブラリ Last Cappuccino in Rio (Chris Haugen)でお借りしました。

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